今だから考えるがんのこと

このたび、グリーンルーペは、『今だから考えるがんのこと』という緊急企画を開催することになりました。

コロナ禍でも、がん治療、がん研究をとめてはいけないという想いと、新型コロナウィルス感染症に関する多様な情報をどう見極めていくかは、がん情報と同じ課題があると感じています。

『今だから』という私どもの想いを受け止めてくださった医療者の講義を、授業形式でお伝えするという企画です。

新型コロナウィルス感染症は、音楽、アートなど、様々な分野にも大きな影響を及ぼしています。
私たち、がん経験者は、告知を受けた後、病気を受け止め、治療を受け入れていく中で、生活から、音楽、アートなどが消えてしまうという経験をしました。
しかし、頑張る日々の中で、気づきや勇気を与えてくれたのも、音楽やアートだったのです。
その日々が、今の日々にも重なります

今回、生徒役を引き受けてくれたのはノタルというアイドルグループの方々です。
ノタルは『not all』からの造語で、『すべてではない。限界を見つけない』というポリシーで活動をしているとのことです。

『自分事として考えることから、何が出来るかが見えてくる』と考え、活動をしてきたグリーンルーペ。
ここまでも、多くの方々にお力添えをいただき活動をしてきましたが、今回の緊急企画に関しても、共感し、ご厚意でお力添えをいただいています。

実は、この新型コロナウィルス感染症のことが無かったら、グリーンルーペは、ある自治体と連携し、オリンピック、パラリンピックのパブリックビューイング会場で、AYA世代のがんについての発信をする予定で、企画を進めていました。
現在の状況では保留とならざるを得ないのですが、今回の緊急企画に思い切って踏み出し、
今、私たちに出来ることを引き続き考えていこうと思っています。

大きな挑戦です。
ぜひ、応援、そしてご参加をお願いいたします。
今だから考えるがんのこと